「劇団四季の『赤毛のアン』がファミリーミュージカルではない?!」
『赤毛のアン』と言えばアニメがあるし、児童文学書もあるので、何となく子供のものというイメージではありませんか?
それなのに舞台ミュージカル『赤毛のアン』・劇団四季版は、ファミリーミュージカルの部類に入っていないんです。
そこで『赤毛のアン』劇団四季版を観た私が、子供向けかどうかについて、あらすじや上演時間、周りの観客層などから考察していきます。
あなたのお子さんに『赤毛のアン』劇団四季版が向いているか、参考にしてくださいね。
赤毛のアン・劇団四季は子供向けか?
『赤毛のアン』劇団四季版は、子供向けとして上演しているわけではありません。
劇団四季には、小さな子供(0歳~)も観られる「ファミリーミュージカル」と、3歳以下は入場不可の一般向けの公演に分かれています。
『赤毛のアン』の劇団四季版は、意外にもファミリーミュージカルではなく、一般向けのミュージカルなんですよね。
だからといって、子供が観られないわけではありません。
3歳以上なら入場可なので観られます。
爆音がでるとか怖い話ではないので、子供でも安心して観られる作品です。

でも、子供が飽きずにおとなしく観ていられるか心配

話の内容を理解できるかも気になるしね

観ていられるかは、お子さんのタイプによりますね
私の経験上、飽きてお母さんに関係のないことを話しかけてしまう子や、もぞもぞ動いてしまう子がいました。
しかし反対に楽しい場面ではクスクス笑うなど、話に引き込まれて熱心に観ている子もいました。
あなたのお子さんが飽きてしまうかどうかは、事前予習で様子を見てみてはいかがでしょうか?
『赤毛のアン』ならアニメ版があるのでDVDで観られますし、絵本や児童書もあります。
お子さんがそれらを飽きずに楽しめていたら、歌やダンスも加わる『赤毛のアン』劇団四季版のミュージカルは、きっと楽しめると思いますよ。
子供向けのミュージカルはどのような作品があるの?とおもったあなたには、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
「劇団四季で子どもにミュージカルを観せたい!何歳から?おすすめは?」
赤毛のアン・劇団四季のあらすじは?
『赤毛のアン』はカナダ人の作家・ルーシー・モンゴメリーが書いた小説です。
『赤毛のアン』を子供向けに説明するなら、次の通りでしょう。
ストーリー的には、血がつながっていなくとも家族として思いやれる深い愛情や、村人たちの温かい交流があり、心がほっこりするものです。
また、困難にあっても逃げずに打ち勝っていくアンの強さに心打たれます。
子供には、これらを深く読み取ることはできないかもしれませんが、アンの起こすハプニングにドキドキ・ハラハラ、時にはクスクス笑うことでしょう。

もう少し詳しく『赤毛のアン』のあらすじを紹介しますね
カナダの美しいプリンス・エドワード島に暮らす、マシューとマリラ兄妹は、農場の手伝いができる男の子を養子として孤児院からもらう手配をしていましたが、赤毛の「アン」という女の子が手違いで来てしまいました。
マシューが男の子を迎えに駅まで行くと、赤毛の女の子がポツンと待っていて、予定と違うと戸惑いつつもマシューがアンを馬車に載せて家に帰るシーンは、ちょっと有名ですよね。
馬車の上でアンがマシューを相手にひたすらおしゃべりを続けているときの、聞き役のマシューの姿、ほほえましく心温まるシーンです。
家に着くと、連れてきた子が男の子ではないことを知ったマリラが怒り、アンを返そうと最初はしましたが、明るくて想像力のたくましいアンの身の上を知って心が動かされ、引き取ることにしました。
学校に通うことになったアンは、クラスメイトのギルバートに赤毛を「にんじん」とからかわれ、ギルバートの頭を石板で殴って石板が割れる、という事件を起こしてしまいます。
また、腹心の友・ダイアナにいちご水と誤ってぶどう酒を飲ませて酔わせてしまう、というハプニングも起こします。
感受性の強いアンです。
事件の後は、烈火のごとく怒る、あるいはこの世の終わりが本当に来たような嘆き方です。
その様子に周りはあきれつつも、アンを愛さずにはいられないんですよね。
『赤毛のアン』劇団四季版は上演時間の都合上、原作とはストーリーが変わっています。
原作ではマシューが亡くなってしまうのは、アンが大学進学を決めた後なのですが、劇団四季版では大学進学の話がなく、時期が早まるなどしています。
それでもマシューとマリラの二人の兄妹だけで生きてきた彼らに、誰かを育て愛情を注ぐ喜びや頼られ愛される喜び、アンも安心する居場所を与えられ、誰かに守り愛される中で成長していく過程はしっかりと描かれています。
私的には、「あれ?あの場面ないの?」と気づくことはありましたが、違和感なく観られました。
赤毛のアン・劇団四季の上演時間は?子供料金は?
『赤毛のアン』劇団四季版の上演時間は、2時間40分(休憩含む)です。
ファミリーミュージカルは、通常休憩を含めて2時間前後なので、30分以上長い上演時間となります。
この30分の長さが、子供の集中力にどう影響するかが不安になりますよね。
しかし、劇団四季の専用劇場なら、ガラス越しに舞台を見られる親子観劇室が用意されています。
親子観劇室なら、多少のひそひそ声は大丈夫です。
利用する際には、通常通り席の予約をして、当日に劇場スタッフに「親子観劇室を使いたい」と伝えればOKです。
また、うるさく騒いでしまうお子さんの場合は、ロビーに出て落ち着くまでモニターで舞台を観るなどの対応もできます。
『赤毛のアン』劇団四季版には、2025年現在、全国公演を行っています。
料金は劇場によって変わりますので、各公演地をご確認くださいね。
全国公演が終了後は、京都公演が始まります。
全国公演・京都公演共に子供料金としての設定はありませんが、学生料金が設定されています。
大学生・専門学生以下の方が「学生料金」として割引価格でチケットの購入ができ、当日学生証を提示して入場する形になります。
中学生以下で学生証をもっていない方は、入場時にその旨を伝えれば大丈夫です。
では、劇場の様子はどうかというと、ファミリーミュージカルと比較して、やはり大人の方が多くいます。
それでも通常の一般公演より子供が多かったですね。
特に女の子が。ストーリー的にそうなりますね。
一般公演である『赤毛のアン』は、ファミリーミュージカルよりも上演時間が長く、お値段も高くなります。
自分の子供が『赤毛のアン』劇団四季版を最後まで観ていられるかどうしても心配な方は、劇団四季のファミリーミュージカルから見始めてみてはいかがでしょうか。
2時間近くの作品を飽きることなく楽しめれば、『赤毛のアン』劇団四季版を楽しめる可能性もグッと高くなるでしょう。
赤毛のアン・劇団四季≠子供向け:でも楽しめる子もいる!
『赤毛のアン』劇団四季版は、子供向けのミュージカル作品ではありません。
上演時間も途中休憩をはさみながら2時間40分で、子供が観ることを前提としているファミリーミュージカルよりも30分以上長い作品です。
しかしストーリーは難しくありません。
赤毛の女の子・アンが孤児院から、マシューとマリラの家に引き取られるところから始まります。
空想好きで癇癪持ちなアンが、さまざまなハプニングで友人や村の人たちを巻き込みながらも、人々に愛され成長していく、心温まるストーリーです。
怖いシーンもなければ、雷鳴など爆音がなるシーンはないので、小さい子供でも安心して観られます。
コミカルな動きなど、子供心をくすぐるような場面もあります。
子供向けではないとしても、決して子供が観られない作品ではありません。
あなたのお子さんが『赤毛のアン』劇団四季版を観られるかどうかは、事前にアニメを見せたり本を読ませたりして、興味を持つかどうかで決めてみてはいかがでしょうか。
あなたとお子さんとの観劇時間が、とても楽しいものになりますように。
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