金本泰潤（かねもとたいじゅん）さんが、2024年12月31日をもって劇団四季を突然退団されました。
劇団四季退団の理由はなにだったのでしょうか？
また、劇団四季を退団した後はどのような活動をされるのでしょうか？
この記事では劇団四季退団理由や、現在の活動などについて調べてみましたので、今後彼がどのようなことをするのか気になっている方は、ぜひお読みください！
金本泰潤が劇団四季を退団した理由は？
金本泰潤さんは、2024年12月31日で、10年間所属した劇団四季を退団した旨をご自身のSNSで報告しました。
【ご挨拶とご報告】
昨年中は大変お世話になりました。
本年もよろしくお願いいたします。
私、金本泰潤は2024年を持ちまして劇団四季を退団し、新たな道を進みます。
長いようで短かった10年。
自分の未熟さ至らなさに削られながらも、本当にたくさんの人の心に支えられて何とかここまで走ってきました。
最後の舞台は、2024/11/4のゴーストアンドレディ。
グレイと共に劇場を去る時に溢れたのは、ちょっぴりの寂しさに、大きな感謝と多幸感でした。
劇団四季の信念を胸に、素晴らしい作品に携われたこと。心から尊敬できる仲間と個性あふれる愛おしい役に出会えたこと。
本当に誇りに思います。
この仕事が続けられたらなぁという気持ちは正直ありながら。でも自分の中にずっとある思いと向き合わずして死ぬわけにはいかないと、今回の決断に至りました。
2025年からは、中高大と同じで作曲家をしている同級生と音楽活動をしてまいります。
いろんな音楽に触れ、歌い、そして生み出してみたい。
ユニット名は「Tryoutz」。本格的な活動は少し先になりますが、別ジャンルの荒波に揉まれ表現者としても人間としても成長していければと思います。
最後になりますが、劇団四季俳優・金本泰潤を応援してくださったすべての皆様にこころより御礼申し上げます。
また、今まで育ててくださった劇団四季の皆様の更なる繁栄をお祈りいたします。
人生は生きるに値する。
2025/1/1
金本泰潤
金本泰潤さんの文章からは、劇団四季への感謝と俳優として生きてこられた誇りを感じます。
そしてこの仕事が好きだったし、今もなお好きであることも。
金本泰潤さんは、劇団四季にいれば、今後もますます活躍していけるであろう実力がありました。
それを手放して、未知のジャンルに飛び込む決断は、かなり勇気のいることだったと思います。
それでもずっと自分の中にあるやりたいこと、夢を諦めることが出来ない、そのための一歩を踏み出す決意をしたのですね。
金本泰潤はコンサートやライブ、インスタ、Ｘとしっかり活動
劇団四季を退団した金本泰潤さんは、同級生の山口勇人さんと「Tryoutz」というユニットを組み、活動を開始しています。
「Tryoutz」でのコンサートやライブの予定は、2025年4月時点では、まだ発表がありません。
しかし、YouTubeでは「Tryoutz」のチャンネルを開設しており、現在（2025年4月時点）は『俺たちの明日』『Remember me』の2本のカバー曲と、Tryoutzのオリジナル曲『明け空』がアップされています。
どの曲も、金本泰潤さんの優しい歌声が聴けて嬉しい！のコメントであふれていました。
『明け空』の歌詞は、金本泰潤さん自身が書かれているんですよね。
夢は夢のままで置いておければ 傷つくことなく済むのに
一日の終わりに 目を閉じるたび
落ち着かない自分がいる
「見てみないふり いつまで続けるつもりだ」
「なぁ 世界は広い。」
その声にふと尋ねた
「この光の行方を 追いかけて良いのか」と
どの小節にも、素敵な言葉がちりばめられてます。
金本泰潤さん自身が、未来を決める際に感じた葛藤や覚悟が歌詞に滲みでているのでしょう。
それゆえ、今を悩んでいる人には、絶対に心に刺さる歌詞です。
その歌詞を金本泰潤さんが、力強く歌っているので、さらに心に響きます。
人が前に進むための活力となる歌だな、と私は感じました。
金本泰潤さんの素晴らしい声が聴けるだけでなく、曲・歌詞自体が素敵です。
ぜひあなたも聴いてみてくださいね。
「Tryoutz」としてのコンサートやライブ活動などのお知らせは現時点ではありませんが、XやInstagram、YouTubeが開設されています。
今後の活動のお知らせや、新曲がアップされるでしょうから、気になる方はぜひフォローしておきましょう！
金本泰潤の弟が劇団四季退団後にしっかりフォロー？
金本泰潤さんには、弟の金本聖潤（かねもとせいじゅん）さんがいます。
金本聖潤さんは、国立音楽大学演奏学科ジャズ専修を卒業している、プロのドラマーなんですよ。
兄弟そろって、音楽センスがあるんですね。
そんな金本聖潤さんは、金本泰潤さんが劇団四季退団後に初めて行ったソロライブ『金本泰潤 FAREWELL LIVE ～DAWN～』でドラマーとして、しっかりとお兄さんをバックアップされていました。
このライブはチケット販売初日に完売という大盛況ぶりだったんですよ。
そりゃ、金本泰潤さんが思い入れのあるミュージカルナンバーや、思い入れのあるJPOP、オーディションに合格せず演じられなかった役のナンバーを歌うとなれば、ファンの人は喉から手が出るほど欲しいチケットですよね。
劇団四季で数々の舞台を踏んでいる金本泰潤さんでも、初のソロライブ、ミュージカルと一味違う舞台となれば、楽しさ半分、不安半分だったことでしょう。
それを気心のしれた実弟が、しかもプロのドラマーがサポートしてくれるとなれば、心強かったのではないでしょうか。
最高の弟よ。
一緒にできて兄は本当に嬉しかった。
そして本当に頼もしかった。
ありがとう。
X｜金本 泰潤｜2025.3.22
そしてこの規模のライブを自主企画でやり切った兄、あんたほんまにどうかしてます。
いい意味で。マジお疲れさまでした。
これまで10年間、自分の兄がミュージカル俳優であることは殆ど誰にも話してきませんでした。
それは同じ芸の道に生きる自分の意地であり、また僕なりの彼に対しての敬意であり。
ただ、今回ばかりは声を大にして言わせていただきます。
うちの兄ちゃん、カッコイイっしょ？
皆様、これからも兄の第二章を温かく見守ってやっていただけますと幸いです。
X|金本聖潤｜2025.3.22
兄弟愛を感じますね。
金本聖潤さんは「Tryoutz」のYouTubeで、『Remember me』に出演されていますよ。
金本聖潤さんはご自身がリーダーを務めるバンドがあるので、「Tryoutz」に加入する可能性は低いでしょう。
しかし、他のアーティストのライブやレコーディングサポートを行っているので、今後もお兄さんの「Tryoutz」のライブなどサポートに入ることはありそうですね。
金本泰潤の年齢や経歴・出身地は？プロフィールをご紹介
金本泰潤さんは、1991年5月25日生まれの33歳（2025年4月時点）です。
大阪府出身で、子供のころはピアノやドラムを習うなど、音楽が身近にある環境で育ちました。
だからリズム感バッチリ、音程も乱れないのですね！
大学は横浜国立大学に進学し、在学中に観劇した劇団四季の『ライオンキング』に感銘を受け、劇団四季入団を志すようになったのです。
本当は臨床心理士の資格を取得しようと、大学院を目指していたそうなのですが、一度の観劇で人生をかえてしまうとは、劇団四季の力はすごいですね。
2015年6月に劇団四季のオーディションを受けて合格、翌2016年に『ライオンキング』エド役で初舞台に立ちました。
子供のころから劇団四季を目指してダンスや歌のレッスンを受ける人が多い中、大学4年から劇団四季を目指して合格を勝ち取った金本泰潤さん。
元々のレベルが高さが窺えます。
過去の出演作は以下の通りです。
- ライオンキング：エド役
- ノートルダムの鐘：カジモド役
- キャッツ：マンカストラップ役
- 荒らしの中の子どもたち：ジェロニモ役
- 美女と野獣：ビースト役
- ゴースト＆レディ：グレイ役
金本泰潤さんは、重要な役を多く演じられていました。
圧倒的な歌唱力と表現力、と評判だったのですよ。
現在はもう劇団四季で演じている金本泰潤さんを観ることは叶いませんが、今後は「Tryoutz」での新しい金本泰潤さんに期待しましょう！
そしておこがましくも、たま～には、ミュージカルナンバーも歌っていただきたいな、と秘かに願いましょう。
金本泰潤は劇団四季退団後も輝き続ける！
金本泰潤さんは、惜しくも劇団四季を退団してしまいましたが、それは彼の次なるステージへ進むためのものでした。
金本泰潤さんの次のステージとなる「Tryoutz」は、早速YouTubeでその姿を見せてくれています。
今後もますます新曲を上げるなどして、活動を活発化させてくれることでしょう。
金本泰潤さんの圧倒的な歌唱力は、ステージを変えても衰えることはありません。
今後も金本泰潤さんの活躍を祈りつつ、しばらくの間はYouTubeで彼の歌に酔いしれましょう！
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