真瀬はるか(まなせはるか)さんは、2024年12月31日に劇団四季を退団しました。
『ゴーストアンドレディ』で大人気だったのに、何故この時点で真瀬はるかさんは劇団四季をやめたのでしょうか?
この記事では、真瀬はるかさんの劇団四季退団理由と、今後の活動について詳しくお伝えいたします。
また、真瀬はるかさんの過去の活動経歴も紹介していますので、ぜひご一読ください。
真瀬はるかの劇団四季退団理由は?
真瀬はるかさんは、2024年12月31年に劇団四季を退団したことを、2025年1月1日に【ご挨拶とご報告】として、ご自身のXとInstagramで発表しました。
真瀬はるかさんは劇団四季の外部契約として初舞台を踏んでから8年、入団して4年、その間に『ウィキッド』のグリンダや『ゴースト&レディ』のフロー役で人気を不動のものにしたかと思いきや、突然の劇団四季引退発表でした。
ノリに乗っていた真瀬はるかさんでしたから、この引退発表には「まさかっ?!」の驚きの声と、「もうあのフローを観るられないの?!」となげきの声にあふれかえっていましたよね。
真瀬はるかさんは引退について明確な理由を述べていませんが、劇団四季に居づらくなって辞めたということはなさそうです。
劇団四季退団後も『キャッツ』や『アラジン』を観劇したそうなので、劇団員との仲は良好なのでしょう。
真瀬はるかさんが劇団四季を引退したと考えられる理由は、彼女の向上心がそうさせた、というところではないでしょうか?
2025年5月25日放送のNHK-FM『ウエンツ瑛士×甲斐祥真の妄想ミュージカル研究所』にゲスト出演されたときに、次のように話されています。
「次を決めて劇団四季を出たわけではなく、0リセットで、ここからもう一度自分を洗いなおそうと思った」
真瀬はるかさんは、劇団四季で学ぶべきことを学んだので次のステージへいこう、という上昇志向が劇団四季を引退する理由だったのでしょう。
”いつかウィキッドに出演する”その為に入団したといっても過言ではないくらい出たかった作品に、グリンダとして生きる事ができました。
そして”こんなにも全て自分とリンクするお役は後にも先にもないだろう”と思うほど一心同体だった、ゴースト&レディのフローとして生きることができました。
Instagram|harukamanase_official|2025.1.1
真瀬はるかさんは、出たいと強い思いを抱いていた『ウィキッド』への出演を果たしました。
その後の『ゴースト&レディ』では通常関わることのない、楽曲検討会や台本検討会などで作品つくりに一から参加し、この作品に恋をしたとまで言い切れるほどの思い入れのできる作品に仕上がり、自ら舞台に立つことができました。
ここまで出来た真瀬はるかさんは、劇団四季でやり切った感があったのではないのでしょうか。
そのため、次なるステージを求めたのだと私は推測します。
真瀬はるかの劇団四季退団後の活動は?
真瀬はるかさんは、劇団四季引退した現在(2025年6月)は事務所に所属することなく、フリーで活動されているようです。
真瀬はるかの劇団四季退団後はLIVEやコンサートに出演
劇団四季退団直後は元劇団四季団員の金本泰潤さんのLIVEに出演をしたり、古川雄大さんのフルオーケストラコンサートに出演をしたりしていたりと、ゲスト出演が主だった真瀬はるかさん。
しかしやっとご自身のLIVEイベント『Bouquet』が2025年7月21日に開催されます!
1幕ではコンサートをたっぷりと、2幕ではトークショーや特別企画などをギュッと詰め込み、彩り豊かなLIVEになるようです。
しかも音楽監督は、只今絶賛公開中の劇団四季『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のオケピットで大活躍の宮崎誠さんです。
真瀬はるかさん自身のイベントなので嬉しいのですが、残念なことにチケットは既に完売、入手すること自体、極めて困難だったようです。
先行抽選と一般発売があったのですが、抽選は運まかせですよね。
そこはしかたがないとして、問題は一般発売です。
即日完売どころか、10時ちょうどの売り出しに備えてもチケットを入手できなかった人、多数です。
本日10時より真瀬はるか様のコンサート一般発売でした。
準備万端整えて10時ちょうどに確かに「1枚」を押したのに次の瞬間予定枚数終了で購入叶わず……………
いまっち凄すぎるで…………………
X|hiro|2025.5.31
真瀬はるかさん、大人気ですね。
真瀬はるかさんはSNSでお知らせをよくアップしてくださっています。
ファンクラブがない今、真瀬はるかさんの出演LIVEやコンサートを見たいなら、真瀬はるかさんのSNSをマメにチェックしておくのは必須です!
真瀬はるかが劇団四季退団後にやりたいこと
「LIVEやコンサート活動はしているけれど、ミュージカルはやらないの?」と心配された方、ご安心ください。
真瀬はるかさん自身は「ミュージカルもやりたい」とラジオで話されていたので、機会を得れば出演されると思います。
その他に、真瀬はるかさんは声に関わる仕事に興味があるようです。
劇団四季に在籍したことにより、日本語の美しさや言葉の力を信じることを教えてもらい、共感し、自分も声の仕事で何か役に立ちたいと考えたそうです。
そこでラジオドラマや、朗読劇、ミュージカル映画の吹替に挑戦してみたいと話されていました。
舞台に立つと目の前のお客様にしか届けられないけれども、ラジオなら忙しくて劇場に来られない方にも届けることができる、届けられる人数が圧倒的に異なるので、ラジオなどで活動してみたいとのことでした。
ラジオや映画の吹替ならば、チケットの入手ができないという心配はありませんね。
でもやはりファンとしては、生で真瀬はるかさんにお目にかかりたい気持ちは捨てきれません。
出来れば生オケ、生真瀬希望です。
そうなってくると、真瀬はるかさんにラジオ、吹替映画、ミュージカルと頑張っていただかなければ!
真瀬はるかさんは今後いろいろと挑戦してみたいようですし、さまざまな場面で真瀬はるかさんに会えるかもしれないと思うと、楽しみです♪
真瀬はるかは宝塚→劇団四季で活躍!経歴を深堀
真瀬はるかさんは、ご存じの方も多いかと思いますが凄い経歴の持ち主です。
宝塚歌劇団、東宝ミュージカル、劇団四季と、言ってみれば歌劇トップ3の集団を経験されているのです!
なかなかいらっしゃいませんよね、こんな経歴の方は。
それでは一つずつ、経歴を見ていきましょう。
真瀬はるかの宝塚歌劇団時代
真瀬はるかさんは、2006年、成績2番という好成績で第92期生として宝塚歌劇団に入団されました。
所属は花組男役。
実は真瀬はるかさん、身長が164.5cmと男役には若干低いんですよね。
そこを公式ページには168cmと書いていたそうですが、身長が足りなくても見事男役を射止めたあたり、男役=背が高いという規制概念を打ち破るほどの実力がある人なんだな、と思います。
在団中に出演した演目には、『ファントム』『太王四神記』『麗しのサブリナ』などがあり、役も仙人の役から子役まで幅広く演じてきました。
真瀬はるかさんは声の幅が広いからこそ、さまざまな役ができるんですよね。
宝塚劇団の在団期間は、約7年間でした。
2012年3月18日に行われた『復活 -恋が終わり、愛が残った-/カノン -Our Melody-』の東京公演千秋楽を最後に宝塚歌劇団を退団しています。
7年間の在籍は短く感じますが、宝塚歌劇団にとっては平均的なようです。
宝塚歌劇団入団7年目までの出演者で上演する公演を「新人公演」といい、ここで主役を務めた人が将来のトップスターになるケースがほとんどだと言われています。
残念ながら、真瀬はるかさんは新人公演で主役を演じていないんですよね。
つまり将来トップスターになる可能性が、限りなく低かった、ということです。
将来性が見えないとなると、今後について悩んでしまいますし、在籍していてもモチベーションを上げていくのが大変でしょう。
真瀬はるかさんは、宝塚歌劇団退団の理由を明言していません。
ただ退団後はもう舞台に立たない、大学などに行って歌を学びなおしたい、そしていつかは先生になりたい、世界を広げたいと考えていたそうです。
ひとつ間違えば、実力のある方が舞台から消えていたのですね。
演劇の世界に戻ってきてくれて、本当に良かったです!
真瀬はるかのフリー~グランアーツ時代
「もう舞台に立つことはない」と思っていた宝塚退団直後の真瀬はるかさんは、教えることに興味があったので、高校生に混ざって音大を受験するために猛勉強していたそうです。
そして実際、ご自身が通われていた「ゆめ芸術学園」で講師として活動もしていました。
真瀬はるかさんが直接指導されていた生徒さんが、何人も宝塚受験合格を勝ち取っていたのですから、すごいですよね!
そんな真瀬はるかさんを舞台の世界に再び引き戻したのが、2014年6月に公開した香取慎吾さん主演の外部版『オーシャンズ11』でした。
当時真瀬はるかさんは事務所などに所属していなかったため、出演依頼がある日突然自分の携帯電話に直接かかってきたそうです。
実力のある人を世間は放っておきません!
また、実力がだけではだめですよね、「一緒にまた舞台をやりたい」と思ってもらえる人間性がないと。
直接お呼びがかかる真瀬はるかさんです。
実力とともに、人間性もとても素晴らしいのでしょう。
そしてせっかく声をかけていただいたのも何かのご縁、ということで真瀬はるかさんは久々に舞台に立ったそうです。
そして舞台の幕が開き、胸が熱くなる音楽とお客様の拍手をもらった時、真瀬はるかさんは謝ったそうです。
「神様、自分、ごめんなさい。私、ここ(舞台)が好きだ、もう自分に嘘はつかない」と。
人生は一回きり、欲しいものには手を伸ばそうと、心から思った瞬間だったそうです。
舞台に戻るチャンスがあって、本当に良かったですよね。
素晴らしい才能が埋もれてしまうのはもったいない!
そして、舞台が大好きだと認識した真瀬はるかさんは、今後揺らぐことなく、この世界で生きていってくれると私は信じています。
その後、真瀬はるかさんは有限会社グランアーツに所属し、『十二夜』や『エリザベート』『グランドホテル』『キューティ・ブロンド』など東宝ミュージカルをはじめ、さまざまな作品に出演しています。
また、グランアーツ所属時代に、劇団四季のミュージカル『CATS』の外部オーディションを受けて合格し、2019年にジェリーロラム=グリドルボーン役で出演しています。
真瀬はるかの劇団四季時代
真瀬はるかさんは、2021年1月1日付で劇団四季に正式入団しました。
劇団四季の退団は2024年12月31日と、わずか4年間でした。
その間の出演作は下記の通りです。
- CATS:ジェリーロラム=グリドルボーン役/2021年
- アンドリュー・ロイド=ウェバーコンサート/2021年
- リトルマーメイド:アンサンブル役/2023年
- ウィキッド:グリンダ役/2023年
- ゴーストアンドレディ:フローレンス・ナイチンゲール役/2023年
4年間という短い在団期間だったので仕方ないのですが、真瀬はるかさんにはもっと多くの劇団四季作品に出演していただきたかったです。
こう見ると、『ウィキッド』や『ゴーストアンドレディ』に出会うのが早すぎたのでは?と思ってしまいます。
しかしその出会いを引き寄せたのも、真瀬はるかさんの努力の賜物なんでしょう。
宝塚歌劇団、フリー(東宝系ミュージカルへの出演)、劇団四季と渡り歩いてきた真瀬はるかさんは、さまざまな舞台文化を経験されてきたといっても過言ではないでしょう。
真瀬はるかさんご自身がお話されていましたが、この3つは文化が全く異なるそうです。
宝塚歌劇団 | 部活感がすごい。皆が一致団結して舞台作品を作っているのが特徴 |
東宝系ミュージカル | アイドルやTV、舞台など第一線で活躍しているプロが集まる。たくさんの引き出しをもらった場所であり、刺激しかない。 |
劇団四季 | ロングラン公演を同時に多くの場所で開催しているのが特徴。ロングラン公演に後から一人で入っていくので、基本個人の責任が大きい。 |
分野は全く異なりますが、私も一般企業で転職を何度か経験し、日系・アメリカ系・スペイン系の企業で勤務経験があります。
基本「郷に入ったら郷に従え」ではありますが、それぞれの文化を経験していると、良い点悪い点を自ら取捨選択できますし、見かたも柔軟になり、臨機応変に対応できるんですよね。
ビックカンパニーを3つも渡り歩いてきた真瀬はるかさんは、歌などのテクニックだけでなく、さまざまな点で多くの引き出しを手に入れたことでしょう。
真瀬はるかの劇団四季退団理由は向上心!退団後も表舞台で活躍!!
劇団四季『ゴーストアンドレディ』でノリに乗っていた真瀬はるかさんの劇団四季退団には、驚きと落胆がありました。
しかし、彼女の劇団四季でのやり切った感、そして次なるステージを求めて飛躍しようとする姿には、お疲れさまの気持ちと今後の期待を込めて、拍手を送りたいと思います。
真瀬はるかさんの言う「声」や「言葉」を使った仕事、気になりますね。
ミュージカル映画での吹替でしょうか?ラジオパーソナリティでしょうか?
どのような形で、新しい真瀬はるかさんに会えるのか楽しみです。
また、真瀬はるかさんは今後も舞台を降りることなく、ミュージカルやLIVE、コンサートに出演されるでしょう。
現段階でもチケットは争奪戦です。
真瀬はるかさんのSNS、今後も要チェックですよ!!
コメント