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ミスサイゴンを人と観ると気まずい?あらすじや人気の理由を解説

ミスサイゴン. 気まずい

ミュージカル「ミス・サイゴン」が、2026年10月から上演されます。今回新たなキャストも加わり、始めて観に行こうかなと考えている方もいるでしょう。

ミスサイゴンは名作と言われる一方、戦争やキャバレーを扱う物語のため、なかには「家族や友人と観たら、気まずいかな?」と考えている方もいるようです。

今回はミスサイゴンを人と観ると気まずいのか?という疑問について、回答します。またあらすじやこの作品が人気の理由についても解説します。



ミスサイゴンは家族・友人と観ると気まずい?

ミスサイゴンを家族や友人と観に行くのは、気まずいでしょうか?
実際、Yahoo!知恵袋には以下のような質問がありました。

高校生です、親と帝劇にミスサイゴン行く予定なんですけどあれ、娼婦の話が多いから気まずくなるのが嫌です
一人で別の日に行くべきでしょうか?
Yahoo!知恵袋|2022.5.20

ミスサイゴンには、確かにキャバレーのシーンがあり、男女が夜を過ごす様が描かれます。
ただ同様のシーンは「レ・ミゼラブル」や「エリザベート」にも出てきます。

何よりミスサイゴンは、ベトナム戦争を描いた作品です。
当時、米軍基地の周辺には同様の店が多数あり、一大産業を築いていたことは事実です。
歴史的事実に基づいた描写であるため、「気まずくなるかも」と心配する必要はありません。

キャバレーは、当時ベトナムの女性たちが生きていくための数少ない手段でした。
そのシーンを現代に生きる私たちが「気まずい」と片付けるのは、ちょっと違うかなと私は思います。

ミスサイゴンのあらすじを簡単に紹介

1970年代のベトナム戦争末期、戦災孤児のキムはサイゴン(現ホー・チ・ミン市)のキャバレーで働いています。経営するのは、フランス系ベトナム人のエンジニア。彼はアメリカに渡って、”アメリカン・ドリーム”を夢見ています。

キムはキャバレーで、アメリカ兵のクリスと出会い、恋に落ちます。混沌とする戦時下で、純粋に愛を誓う2人。しかしサイゴン陥落により、クリスは1人帰国を余儀なくされます。

帰国したクリスはエレンと結婚しますが、キムが忘れられず、悪夢にうなされる日々。
一方キムは、エンジニアと共にバンコクに逃れます。難民キャンプでキムはクリスとの子・タムを育てながら、クリスが迎えに来ると信じていました。

ある日、友人からタムのことを聞いたクリスは、エレンと共にバンコクへ。
再会を楽しみにしてたキムですが、エレンと出会ってしまいます。
またエンジニアは渡米の夢を叶えるため、キムを利用しようと画策し……。


ミスサイゴンはつまらない・ひどいのか

ミスサイゴンのチケットは高額なので、つまらなかったり、ひどかったりしたら、がっかりしますよね。

実際、ミスサイゴンは決してつまらない作品ではありません
ただ登場人物の言動が共感しにくかったり、戦争を扱うが故の重い展開だったりで、好き嫌いが分かれやすいのは事実です。

特に「ミュージカル=楽しくハッピーなもの」と捉えている方は、モヤモヤしやすいかもしれません。

ミスサイゴンは、”終演後みんな笑顔で帰る”ような作品ではありません。

私もミスサイゴンは何回か観に行っていますが、毎回終わった後はぐったりしています。ミュージカル好きの間でも「ミスサイゴンに人を誘うのは難しい」と言われています。

そもそもミスサイゴンは、プッチーニのオペラ「蝶々夫人」を下敷きに作られています。そのため、欧米のアジアに対するステレオタイプな描写から、国内外でたびたび議論を巻き起こしています。

一方で、ミスサイゴンは「名作ミュージカル」として、日本初演から30年以上経つ現在でも、上演されています。
決して大衆向けの作品ではないのに、なぜミスサイゴンはそれほど人気なのでしょうか。

ミスサイゴンはなぜ人気?

キムやクリスなど、ミスサイゴンの登場人物たちは、当時を生きた市井の人々がモデルです。ベトナム戦争という歴史の動乱の中で、必死に生きてきた人々の考え方や生き方を、現代の私たちが完全に理解することは不可能です。

しかし彼らが悩みながらも決断する様は、私たちと決して無縁ではありません。家族のために最善策を考えたり、夢を叶えるために一生懸命になったり。どうしようもない現実に絶望することもあるでしょう。
人生で遭遇するもの全てが、ハッピーエンドで終わるわけではないことを、私たち自身がよく知っています。

ミスサイゴンは、そうした苦しみや理不尽を抱えながら、それでも生きていかなければいけない人々の物語です。彼らは大きな絶望の中で、かすかな希望を見出し、懸命に生きようとしました。そのたくましさが、時を超えた今でも、私たちの胸を打つのだと思います。

歴史や社会問題が絡むので、作品のすべてを理解するのは、かなり難解です。しかし作品を通して社会や愛、人生について、何か想いや疑問が生まれたら、大切にしてください。それはあなたにとって、これから生きていくうえでのヒントになるでしょう。

作品から受け取ったものを、自分で考える。それこそが演劇の醍醐味です。



ミスサイゴンは気まずいのかまとめ

ミスサイゴンを人と観に行くのは気まずいのかと考えてしまう理由について、解説しました。
キャバレーのシーンはありますが、ミスサイゴンが主とするストーリーは全く別のところにあります。

ミスサイゴンは戦争という悲劇を、一般市民の目線から描いています。そのため、その生き様は決して幸福ではありません。そんな生々しさを私たちに突きつけてくるからこそ、この作品は名作と言われるのでしょう。

今回の上演を通して、また多くの人がミスサイゴンの世界から、さまざまなことを受け取り、考えてもらえたら、筆者はうれしい限りです。

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