劇団四季に所属する笠松哲朗(かさまつてつろう)さんの魅力といえば、クリスタルボイスの高音域、キレッキレのダンスに、目力のある表現力です。
この素晴らしい実力を持った笠松哲朗さんは、シンバやアラジン、一郎彦、マーティなどで様々な姿を見せ、観る人をくぎ付けにしています。
そこでこの記事では、笠松哲朗さんがどのようなミュージカルを魅せてくれるのか、代表作の評判をもとにあなたにご紹介します!
この記事を読めば、笠松哲朗さんがどのような魅了をもって、どのような演技をするのかわかるので、あなたが観劇する際の参考になりますよ。
笠松哲朗のシンバやアラジン、一郎彦、マーティの評判は?
笠松哲朗さんといえば、2025年4月に日本初公開した『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で、初代マーティー・マクフライ役を、立崇なおとさんと共にダブルキャストで演じています。
その他にも『ライオンキング』のシンバ役や、『アラジン』でのアラジン役、『バケモノの子』の一郎彦と、重要な役を演じているんですよ。
それぞれの役で笠松哲朗さんの持ち味は、どのように活かされているのか、Xでの生の声とともに観ていきましょう!
笠松哲朗のシンバ(ライオンキング)はどうだった?
「目」に注目する人が多かった、笠松哲郎シンバです。
目は口ほど物をいう、といいますからね。
役に入り込んでいて、目からも気持ちがあふれ出ているのでしょう。
近場の席でもオペラグラスを覗いて、笠松哲郎シンバの表情を観ていたという意見も多数ありましたよ。
「高音域の歌が素晴らしい」「ダンスがキレキレで良い」という声も多数ありましたが、演技・表現力に魅せられる人が多いように感じました。
笠松哲朗さんの舞台には、ぜひオペラグラスを持っていきましょう!
それにしても歌・ダンス・表現力が褒められるなんて、ミュージカル俳優としては、言うことなしではないですか?!
笠松哲朗さんシンバ初めて見ましたが、凄くやんちゃ感があってティモプンやナラとのやり取りが面白く新鮮でしたね。
表情の演技(特に目)が特徴的で♪終わりなき夜 歌唱時の表情の変化とかもはやベテラン歌舞伎俳優の顔芸の域。ぜひオペグラでガン見して堪能しよう。
X|はた|2023.8.17
楽しみにしてた笠松シンバ。
パーーーンと張った高音がよく通るから、登場からすごい存在感。
〝終わりなき夜〟であんなにシンバに感情移入というか…シンバを抱きしめてあげたくなったのは初めて。
それくらい、何かに縋っていないと今にも崩れ落ちそうな繊細なシンバ
X|みーしぃ|2023.10.14
笠松哲朗のアラジンはどうだった?
笠松哲朗さんは、劇団四季『アラジン』の2015年の初公演時、アラジン役でオーディションを受けたのですが、実は不合格だったんですよね。
それでも再度『アラジン』のオーディションを受けて合格し、2016年に4代目アラジンとして舞台に立ったのですよ。
1年越しの思いで勝ち取ったアラジン役、
幕終了。アラジンは笠松哲朗さん。
初めて見るキャスト。Proud of your boyは朗々と歌い上げる感じではないが、逆にすごくアラジンらしい歌い方ですごく好感持てる。
X|so|2017.5.18
笠松哲朗アラジンやっぱり爽やかで好感度が高いです。
特に眼をキョロキョロ動かした演技が好きです!
アンサンブルと一緒にダンスするシーンで特段目立ってますね(笑)
X|茶柱@観劇垢|2016.12.3
笠松哲朗さんは1度目の『アラジン』のオーディションでは不合格でしたが、アンサンブル役として合格し、2015年の『アラジン』開幕から1年以上アンサンブルとして出演していたのですよね。
1年間、アンサンブル5枠として1度も休まずに出演し続けたのです。
その健康管理や精神力、すごくないですか?
そのうえ、アラジンとして演じるためにオーディションの準備をしていたとなると、一体どれだけの努力をしていたことか…。
笠松哲朗さんは、主役のアラジンに合格して演じていましたが、時折アンサンブル役を演じていることがありました。
最早、笠松アンサンブルのほうがレアで、喜びに沸くファンもいたほどです。
アンサンブルの時でも目立つので、Xでもコメントが多数ありましたよ。
M5笠松くんを観るために急遽。
アラジンじゃなくてアンサンブル?…
と思っていたけど、ご本人がとても楽しそうにしてらして、観ている側としてもこの上ない多幸感。
それにしても主張の強いM5で笑える。(褒)
今度はアラジンとして観たいな。
X|うり|2024.6.15
応援しはじめてからは初めて拝見するM5笠松さん。
くるくる変わる色々な表情がどれも素敵だしダンスもアクロバットもかっこいい、歌声もよく飛んでくるしオフマも多いしで目が離せなくてずっと幸せな3時間でした。
X|ソワレ|2024.5.29
もう、笠松哲朗さんは舞台が大好きなのでしょうね。
楽しそうに舞台に立つ笠松哲朗さんの姿が目に浮かびます。
どんな役でも楽しそうに演じてくれる俳優さんは、観ている方も楽しくなっちゃいますよね。
歌もダンスも上手なうえ、アクロバットまで見事にこなす笠松哲朗さん。
アラジン役の笠松哲朗さんも観たいけれども、アンサンブル役の笠松哲朗さんも観たい!という声が続出です。
チケット代が飛んでいく~。罪な人です…。
笠松哲朗の一郎彦(バケモノの子)はどうだった?
笠松哲朗さんのイメージって、優しそうで純粋そうな青年って感じがしませんか?
そんな笠松哲朗さんが、真逆の役では???と思ってしまうのが『バケモノの子』の一郎彦です。
闇を抱えた一郎彦は、笠松哲朗さんにはあわないよ~、なんて思っていましたが、これがビックリ!
目が違います、空気が違います、狂気に満ちています。
普段の笠松哲朗さんとは全く異なる笠松哲朗さんが舞台にいるんです。
あまりの役の入り方に、「一郎彦」ではなく「哲朗彦」と観た人に呼ばれるくらい、登場人物と同化してしまっているんですよ。
もう、歌やダンスがどうのこうのという次元ではなくなっている…そんな作品です。
正〜直、昨日のマチネ。笠松哲朗さんの一郎彦がすごすぎて心にずっと残ってる…現れた瞬間から全空気を変える何かを纏っていらして…その後も更に…
笠松さんが以前「映像を立体化しただけではなく、毎日劇場という空間で実際にそのドラマが起きている」とおっしゃってたの思い出した…すごい
X|ふくねこ|2024.9.22
今更ながら哲朗彦さんにとてもハマってしまってる週末です…笠松さんってお目目まんまるで素直な持ち味の役者さんと思ってるけど、シンバもそうだったけど闇を背負う系キャラもいいなぁ…身体の使い方本当に綺麗だし歌もお芝居のせながら歌うの上手いし、毎度のことながら人気なの頷けるよなぁ
X|GUMMY|2023.12.2
笠松哲朗のマーティ・マクフライ(バック・トゥ・ザ・フューチャー)はどうだった?
SF映画の金字塔と呼ばれる『バック・トゥ・ザ・フューチャー』をミュージカル公演する、ということでかなり前から話題になっていましたよね。
そんな話題作の主役を見事に演じている笠松哲朗さんは、マーティ・マクフライ役がハマっている!と観た人の多くが語っています。
そんなはまり役のマーティ・マクフライ役なのに、笠松哲朗さんは、オーディション当初は主役を狙うというよりは、この凄い作品に何かしらの形で関われたらなぁ、くらいの気持ちだったそうですよ。
その欲のないところがいいのかもしれませんね!
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は、曲やダンスが笠松哲朗さんにあっているのでしょう。
クリスタルボイスの高音が会場中に抜け、切れの良いミュージックに体が自然に動き、表情もイキイキとしてしまう、そんな軽やかな笠松哲朗さんに会えますよ。
笠松くんマーティ。アラジン以来?ソンダン、ブリッジを除いて本当に久しぶりに笠松くんらしい等身大の芝居、 踊り、歌唱を堪能! あのスコーンと抜ける声、気持ちいい程透明でクリアな高音、コロコロ変わる表情、スカッとするキレのあるダンス、 美しい所作…
笠松くんの魅力を全て味わえて幸せ過ぎた
X|mimi|2025.4.2
笠松哲朗さんマーティは想像以上にお顔がうるさくて(褒めてる)、バチっとはまるハイトーンも身体能力の高さも全てマーティにぴったりすぎました…!!阿久津さんドクとハグする場面はアラジンとはまた違った感動がありました
X|観劇不足|2025.4.2
もう一人のマーティ・マクフライ役、立崇なおとさんについては、こちらの記事をご覧くださいね。
立崇なおとのアラジンは?本名や身長、ハーフ説などをご紹介
笠松哲朗の劇団四季出演作は?
笠松哲朗さんは、2010年に劇団四季研究所に入所し、同年10月に『赤毛のアン』で劇団四季の団員として初舞台を踏んでいます。
以降、劇団四季作品には下記17作品に出演しています。
- 赤毛のアン:トミー役/キット役
- はだかの王様:アンサンブル
- アンデルセン:アンサンブル
- 夢から醒めた夢:アンサンブル
- 劇団四季ソング&ダンス 60 ようこそ劇場へ:ダンサーパート
- 美女と野獣:アンサンブル
- キャッツ:ランパスキャット役
- アラジン:アンサンブル・アラジン役
- 壁抜け男:新聞売り
- ソング&ダンス 65
- カモメに飛ぶことを教えた猫:ゾルバ役
- 劇団四季 The Bridge ~歌の架け橋~
- 劇団四季のアンドリュー・ロイド=ウェバー コンサート~アンマスクド~
- バケモノの子:一郎彦(青年)役
- ライオンキング:シンバ役
- ひばり:シャルル七世役
- バック・トゥ・ザ・フューチャー:マーティ・マクフライ役
わずか15年の在籍期間で17作品に出演です。
途中、コロナで上演中止などもあったので、1年に1本以上の出演ですね。
中にはロングラン公演もありますから、本番をやりながらお稽古もして、かなり大変なスケジュールだと思います。
体を壊さないでほしい、と願いながらも、過去の役をもう一度観たいと思ったり、新しい役を演じてほしいと思ったりしてしまいます。
無理せず、だけどたくさん舞台に立ってほしいですね!
笠松哲朗の身長や誕生日、兄弟などプロフィールをご紹介
笠松哲郎さんは1991年生まれで、2025年には34歳になります。
月日の詳細はわかっていないのですが、一部ファンの方は毎年10月24日に「笠松哲朗さん、お誕生日おめでとう!」とSNSにアップしているので、10月24日がお誕生日なのかもしれません。
ただこちらの情報は、一般人の方が書いているだけなので、正しいものなのかは不明です。
笠松哲朗さんの身長については、発表されていないのでわかりません。
しかし『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の出演候補キャスト一問一答で、立崇なおとさんと並んだ映像があったのですが、身長がほぼ変わりませんでした。
立崇なおとさんの身長が170cmと公表されているので、笠松哲朗さんの身長も170cm前後ではないでしょうか。
また、笠松哲朗さんの兄弟についてネットで検索される方もいるようですが、ご家族に関しても詳細な情報はありませんでした。
笠松哲朗さんが劇団四季に入団した時に、笠松はるさんという女性の劇団員がいたので、兄弟(姉弟)と思ったのでしょうか。
笠松はるさんは既に劇団四季を退団しており、出身地が大阪府吹田市であるのに対し、笠松哲朗さんは東京都江戸川区出身です。
姉弟ということはないでしょう。
笠松哲朗に指輪?彼女?結婚相手?
笠松哲朗さんには、彼女や結婚相手がいるのかとても気になるところですね。
結論として、笠松哲朗さんに彼女がいるか、結婚相手がいるかは不明です。
劇団四季は個人情報を明かしませんし、笠松哲朗さんはSNSなど発信していないので、プライベートな情報に関しては、入手困難なのが現状です。
稀にメディアに出演する際に指輪をはめていたり、インタビューで本人またはインタビュアーがそれとなく家族などプライベートなことを話したりすることもあるようです。
しかし今のところそのような話は聞こえてきませんし、笠松哲朗さんが映っているメディアで指輪をはめている画像はありませんでした。
そのため、笠松哲朗さんに素敵なパートナーがいるかは不明ですが、優しく誠実そうなイメージなので、いても不思議ではないな、と個人的には思います。
笠松哲朗はヤングシンバが劇団四季デビュー
高校卒業後の2010年に劇団四季の研究所に入所した笠松哲朗さんですが、実は劇団四季との縁はもっとずっと前からありました。
笠松哲朗さんが劇団四季の初舞台に立ったのは、『ライオンキング』のヤングシンバ役で、小学校5年生の時です。
2002年から約1年半、舞台に立っていました。
劇団四季の子役の座をゲットするのは、超難関です。
合格しても舞台に立てない子もいると聞きます。
笠松哲朗さんが『ライオンキング』のヤングシンバ役のオーディションを受けて合格したのは、小学校2年生の時です。
舞台に立つまで相当な努力をしたのでしょう。
ヤングシンバを経験しているので、笠松哲朗さんの演じる大人になったシンバは、「無邪気に育っていたシンバが父の死を経験してこういう性格になった」という芝居がとてもしっくりくると感じる人もいるようですよ。
ひとつの役を一人の人が、役作りをしてではなく時の流れとともに子供時代から大人まで演じられるのは、ロングラン公演の凄いところですよね。
笠松哲朗のシンバ・アラジン・一郎彦・マーティはどれも見ごたえあり
劇団四季の笠松哲朗さんは、きれいな高音域のボイスと、キレッキレのダンス、華麗なアクロバットに、目からも演じられる表現力をもった実力のある俳優だな、と今回改めてわかりました。
シンバやアラジン、一郎彦、マーティを演じると、それはただの役ではなく、笠松哲朗さんの自然体の演技によって「哲朗彦」と呼ばれるように、彼そのものになってしまうのです。
もうこれは、多くの人が魅了されてしまっても仕方がないですよ。
そんな人を惹きつける笠松哲朗さんは、2025年現在、劇団四季在籍15年になります。
出演作品は17作品。
1年に1作品以上の出演となっていますが、これからもこのペースでいってくれるでしょうか?
新しい笠松哲朗さんを見たい一方、同じ役を長ーく観ていたいきもしますよね。
笠松哲朗さんが足りない!
今は、劇団四季作品に少しでも長くかかわってくれることを祈りながら、笠松哲朗さんの今後の活躍を祈ることにしましょう!
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