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ミュージカルマナーを元劇場案内係が伝授!双眼鏡や拍手のルールは?

ミュージカルマナー

ミュージカルにおいて、マナーや双眼鏡、拍手は作品を心から楽しむために抑えたいポイントです。

初めて劇場へ足を運ぶ方はもちろん、久しぶりの観劇を控えている方も「いつ拍手をするのが正解?」「双眼鏡を使うタイミングに決まりはあるの?」と不安に感じることがあるでしょう。

結論から言えば、ミュージカルの鑑賞マナーは決して堅苦しいものではありません。周囲への思いやりを持ち、基本的なルールを抑えておくだけで、作品への没入感は格段に高まります。

本記事では、10年以上舞台に通い、案内係の経験もある筆者が、初心者のための観劇マナーを解説します。観劇マナーを覚えて、最高の観劇体験を叶えましょう。


双眼鏡は事前準備が大事

双眼鏡(オペラグラス)は、キャストの細かな表情や衣装のディテールを堪能するための必須アイテムです。多くの双眼鏡は専用ケースに入っているため、開演前にケースから出しておきましょう。

使用する際は隣の人の視界を遮らないよう、脇を締めてコンパクトに構えます。また重量があるため、落とすとケガの恐れもあります。なので、必ずストラップを腕に装着しましょう

まれに上演中、同行者同士で双眼鏡を貸し借りする人を見かけますが、話し声や身体の動きが周囲の迷惑になる場合があります。劇場によっては双眼鏡のレンタルができるので、上演中の貸し借りはなるべく控えましょう。

「新しく購入したい」という方は、手ブレを抑える防振双眼鏡がおすすめです。双眼鏡は通販でも購入可能ですが、家電量販店では実物を試したり、店員に相談したりすることができます。

オペラグラスの使用には、メリット・デメリットがあります。
下記のマニュアルは、劇団四季観劇時のオペラグラス使用について書いていますが、メリット・デメリットについては、ミュージカル観劇共通事項となっていますので、参考にしてみてください。

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拍手はキャストへの最大のご褒美

拍手は、観客がキャストに直接届けられる最大の賞賛です。基本的には「曲が終わったタイミング」や「キャストの登場時」に拍手します。海外では盛り上がりの最高潮で拍手が起きることもありますが、迷ったら周囲に合わせれば失敗しません。

ただし、バラード曲の余韻が残っている最中や、静寂が必要なシーンでの過度な拍手は禁物です。音楽や芝居の雰囲気を壊してしまう可能性があります。

そしてカーテンコールでは、惜しみなく拍手を送りましょう。キャストにとって、カーテンコールでの観客の拍手は1番のご褒美です。


飲食は制限がある

多くの劇場では、客席内の食事は禁止です。軽食を摂りたい場合は、ロビーで食べましょう。

ロビーにはテーブルがない場合も多いので、パンやおにぎりがおすすめです。

客席内での水分補給は、ペットボトルや水筒など、蓋付きの飲み物に限ります。

また上演中は飲食禁止です。のど飴の包装紙を開けるカサカサ音や、水筒や炭酸飲料を開ける音は、静かな劇場内では想像以上に響き、周囲の集中を削いでしまいます。

音を立ててないつもりでも、意外と聞こえてますよ…!

動画・写真は案内に従って

客席内での動画撮影や写真撮影は、舞台セットの著作権および肖像権保護の観点から、基本的に禁止とされています。

作品によっては、開演前や休憩中、カーテンコールでの撮影をOKとしている場合があります。撮影可能のタイミングは、場内のアナウンスや係員の案内に必ず従ってください。

また写真撮影が許可されている場合でも、フラッシュ撮影は禁止されているため、注意してください。


手荷物はコンパクトに

限られた座席スペースを有効に使うため、手荷物は最小限にまとめるのがマナーです。

大きなリュックやキャリーケース、買い物袋などは足元に置くと他の方の通行の邪魔になるだけでなく、自分自身の足場も狭くなってしまいます。コートや大きな荷物は、劇場のクロークやコインロッカーに預けるのがベストです。

ビニール袋などの音が鳴りやすい素材の袋も、膝の上に置かずカバンの中や座席の下、もしくはクロークなどに預けましょう。

長い傘は基本的にクロークで預かってもらえないため、劇場の傘立てに預けるか、座席の下に置きましょう。前の座席の背もたれや手すりに引っ掛けると、倒してしまう恐れがあるので、やめましょう。

観劇の際、あると便利な持ち物があります。
下記のマニュアルは、劇団四季観劇に特化して書いていますが、持ち物に関しては観劇共通事項ですので、参考にしてみてくださいね。

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座り方には注意

上演中は、必ず背もたれに背中をつけましょう。前のめりになってしまうと、後ろの席の方の視界を遮ってしまうため、非常に迷惑となってしまいます。

観客同士のトラブルで多いのが、前のめりです

前のめりになっても、舞台との距離は近くならないですよ

また、つばのある帽子を着用したままでいたり、髪を高い位置で結んだりするのも後方の視界を妨げるので、注意しましょう。

スタンディングオベーションは最後に

感動を伝える最高の表現であるスタンディングオーベーションですが、タイミングには注意が必要です。基本的には「全ての演目が終了し、カーテンコールが繰り返される中」で行うのが一般的です。

迷ったら、周りが立った時に立ちましょう。

1人のキャストが素晴らしいパフォーマンスをしたからといって、本編の途中で立ち上がるのは、後方の視界を妨げるため、NGです。

会場全体が熱狂に包まれ、自然と立ち上がる空気になった時が絶好のタイミング。心からの拍手とともに立ち上がり、素晴らしい舞台への敬意を示しましょう。

ミュージカルのマナー・双眼鏡と拍手まとめ

ミュージカル鑑賞において、双眼鏡の使い方や拍手のタイミングなどのマナーを守ることは、自分だけでなく周囲の観客、そして舞台上のキャスト全員で素晴らしい空間を作り上げることに繋がります。

「難しそう」と感じるかもしれませんが、基本は「周囲の視界や集中を妨げない」という思いやりを持つだけで十分です。分からなくなったら、係員に聞いたり、周りのミュージカルファンに合わせたりすれば大丈夫。

心置きなく物語の世界に没入し、一生の思い出に残る観劇体験を楽しんでください。

「観劇マナーはわかったけれど、どんな服装でいけばよいのか心配」というあなたにおすすめなのが、こちらのマニュアルです。
私は劇団四季をご贔屓にしていますが、他のミュージカルも観に行ってます。
服装は、劇団四季の場合も他の舞台の場合も違いはありませんので、ぜひ下記のマニュアルを参考にしてみてくださいね。

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マナーも服装も、バッチリな状態で、楽しい観劇を!



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